debian系でのチーミングの方法を書いておく。
Redhat系では必要なパッケージ名が違う。(iputilsだったかな)
ifenslaveでカーネルモジュールのbondingをコントロールする
インストールしとこう。
■インストール
#apt-get install ifenslave
■カーネルモジュールbonding読み込み
#echo "bonding" >> /etc/modules
#modprobe bonding
#modprobe bonding
■bondingモジュール設定
#touch /etc/modprobe.d/bonding
#echo "options bonding miimon=2000 mode=0" >> /etc/modprobe.d/bonding
#modprobe bonding
#echo "options bonding miimon=2000 mode=0" >> /etc/modprobe.d/bonding
#modprobe bonding
■modeについて
0: load balancing (round-robin):ラウンドロビン方式。
使用できるスレーブデバイスから順にデータの送受信を行い、負荷分散と冗長化に対応する。
1: fault-tolerance (active-backup):アクティブ・バックアップ方式。
1つのスレーブがアクティブでありそのスレーブに障害が起きたとき自動的に他のスレーブを使用し、
冗長化に対応
2: load balancing (xor):XOR方式。
同じ送信先のMACアドレス対して同じスレーブを使用し、負荷分散と冗長化に対応
3: fault-tolerance (broadcast):
全部のスレーブデバイスでデータの送信を行う。
4: IEEE 802.3ad Dynamic link aggregation:IEEE 802.3ad ダイナミックリンク集合方式。
IEEE 802.3adに対応しているスイッチを用いて、Speed(通信速度100M/1Gb等)と
Duplex(全/半二重設定)が同じグループを作って、 全てのスレーブデバイスで
データの送受信をする。
5: transmit load balancing:
送信時のみ負荷分散を行い受信時は冗長化(MACアドレスを引き継ぐ)
6: adaptive load balancing:アクティブロードバランシング方式。
送受信共に負荷分散を行う
使用できるスレーブデバイスから順にデータの送受信を行い、負荷分散と冗長化に対応する。
1: fault-tolerance (active-backup):アクティブ・バックアップ方式。
1つのスレーブがアクティブでありそのスレーブに障害が起きたとき自動的に他のスレーブを使用し、
冗長化に対応
2: load balancing (xor):XOR方式。
同じ送信先のMACアドレス対して同じスレーブを使用し、負荷分散と冗長化に対応
3: fault-tolerance (broadcast):
全部のスレーブデバイスでデータの送信を行う。
4: IEEE 802.3ad Dynamic link aggregation:IEEE 802.3ad ダイナミックリンク集合方式。
IEEE 802.3adに対応しているスイッチを用いて、Speed(通信速度100M/1Gb等)と
Duplex(全/半二重設定)が同じグループを作って、 全てのスレーブデバイスで
データの送受信をする。
5: transmit load balancing:
送信時のみ負荷分散を行い受信時は冗長化(MACアドレスを引き継ぐ)
6: adaptive load balancing:アクティブロードバランシング方式。
送受信共に負荷分散を行う
■NICの死活監視(miimon or arp)
miiに対応したNICであればmiiで監視して
対応してなければarpで監視をする。
miiを使えばネットワークにパケットを出さないのでそっちのほうがいい。
大抵対応している。
このコマンドでmii対応しているか確認できる。
#mii-tool
Operation not supportedとか出なければ対応している。
監視間隔はmiimonで設定する(※ミリ秒単位)
options bonding miimon=2000 mode=0
arpのほうで監視する場合は下記のように設定する。
(※intervalはミリ秒単位!!!!!!!!間違うとえらいことになる)
arp_interval=1000 arp_ip_target=IPアドレス,IPアドレス
あとはネットワークの設定ファイルをいじくろう。
■設定サンプル(eth0とeth1をbond0にまとめる設定)
#vi /etc/network/interfaces
auto lo bond0 eth2
iface lo inet loopback
allow-hotplug eth0 eth1 eth2
iface bond0 inet static
address 10.10.10.10
netmask 255.255.255.0
broadcast 10.10.10.255
slaves eth0 eth1
iface eth2 inet static
address 192.168.24.163
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.24.255
auto lo bond0 eth2
iface lo inet loopback
allow-hotplug eth0 eth1 eth2
iface bond0 inet static
address 10.10.10.10
netmask 255.255.255.0
broadcast 10.10.10.255
slaves eth0 eth1
iface eth2 inet static
address 192.168.24.163
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.24.255
以上、これはよく使うのでいい加減覚えておきたい。
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